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食品・生活

【デロイト トーマツ ベンチャーサポート】『第25回 Morning Pitch in 静岡』~県内企業5社が登壇

2018/04/05 [04月05日号掲載]

デロイト トーマツ ベンチャーサポート㈱、Shizuoka Innovative Ventur

e,s Clubは、『第25回 Morning Pitch in 静岡』を開催した。今回は“食文化・食生活”をテーマに、地元企業5社が登壇した。登壇した企業は、Benefitea㈱(西沢広保社長)、㈱デザインサプリ(下黒沢隆社長)、マコジャパン㈱(小鍋彰久社長)、㈱モリロボ(森啓史社長)、㈱東平商会(山本雅弘社長)。

 注目を集めたのは、㈱デザインサプリが展開する『オーダーメイドサプリメントの提供を行う健康サポート薬局の普及を通じて、地域住民の健康寿命を延長させるための仕組みづくり』。調剤薬局と提携し、その顧客に最適なオーダーメイドサプリを店頭で提案・販売する。同社が独自に開発した“アルゴリズム(顧客に最適化されたサプリメントを提供する計算手法)”を使って顧客の健康状態を診断し、35種類のサプリをカスタマイズして最適なサプリを提供する。調剤薬局の薬剤師が未病者を含む地域住民の健康をチェックし、生活習慣のアドバイスをするのが目的。調剤薬局は同社からサプリメントの販売業務を請け負い、その売り上げの一部が収益になる。サプリの供給は、グループ会社の㈱ミズ・バラエティーの物流システムを利用するため、調剤薬局は在庫を抱えずに販売ができる。ミズ・バラエティは顧客が購入した複数のサプリを自社所有する医薬部外品、化粧品、医療機器の包装に対応するクリーンルーム6ラインと厳重なセキュリティーの保管設備・倉庫を使ってサプリを1日分に小分けして包装し、1カ月分を箱詰めして顧客に宅配する。登壇した取締役専務の栗田佳幸氏は、「調剤薬局は地域住民の健康増進に寄与する役割を国から期待されています。しかし、これまでは処方箋を持ってくる患者さんに対して十分に対応できる体制を整備できなかった。現状では未病の地域住民に対して充実した対応ができているとは言えません」と話す。その主たる目的は、地域住民の健康寿命を延ばすことであり、40兆円の医療費を削減することにあると言う。この大きな社会性と、一人一人に最適なサプリメントを提供するという大きな収益性を両立させながら、まずは日本全国に5万8000件あるといわれる調剤薬局を対象に、その内の約10%に加盟してもらうことを初年度の目標に掲げている。デザインサプリは同社のサイトでも購入することができる。