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【松井勇人】君は「負け」を認めることができるのか?書籍「起業家という激烈バカの生き方」

2019/08/05 [08月05日号掲載]

 袋井市で学習塾を経営する傍ら、起業家の研究者として活動する松井勇人氏の著書「14歳の君に贈る 起業家という激烈バカという生き方〜負けろ!敗北が人生を変え新世界を創るから〜」(ごま書房新社)が8月から全国の書店やアマゾンで販売開始している。思春期を迎えている中高生、起業を目指す人、そして起業家として活躍している人たちにもエールを送る内容となっている。

 著書は研究から「起業家ってかなりの人がトラウマを背負っている」ということに着目して、論考を深めている。そうした理由は、何より松井氏本人が大きなトラウマや葛藤の末に大復活した経験を持つからだ。

 高校生になり「あれっ?うまく喋ることができない」と異変に気付く。3年間浪人して大学に入り、大学院で起業家の研究に取り組むも中退。その間に転職11社うち解雇5回、重度鬱と不眠で6年間の引きこもり。引きこもり時でも前向きに就活に励むも1000社以上から不採用の通知と、どん底を味わった。

 ある時、人の紹介で静岡市の起業家が定期開催する勉強会に参加し、メンバーとの温かい触れ合いが復活の源となった。大学院も再入学し2017年に修了した。

 松井氏は「起業家が起業にあたりもっとも口にする言葉は、経営とかお金ではなく、『人と自分』でした。善循環する起業家は、自らの人生を賭けてなすべきことを事業にし、社会に貢献しながら人生それ自体を楽しんでいます。トラウマが人生の十字路に立たせ、敗北感と悲しみの向こう側を見つめた時、結果として純度の高い『志』に行きつくのです。だから負けたほうがいい。自分の思う成功に行きつくには、負けを認められない自分から脱却することが第1歩です」と語る。

●問い合せ、090・9269・8001 (学習塾omiiko代表 松井勇人 メールhayato.matsui123@gmail. com)