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【静鉄ストア】『持続可能な成長を続け、関わる全ての人の幸福に貢献する』SDGsを推進するサステナブル推進課を新設

2020/04/05 [04月05日号掲載]

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 ㈱静鉄ストア(静岡市葵区末広町95、竹田昭男社長)は、4月1日にサステナブル推進課を新設した。SDGsが掲げる〝持続可能な世界の実現〟に向けた取り組みを、全社員で共有・強化していくことが目的。

 同社は創立20周年を機に、社内外においてSDGsの取り組みを開始。スーパーマーケット『しずてつストア』においては、植物由来のレジ袋、紙製のスプーンやフォークを取り入れるなど、環境負荷を軽減するための活動を手がけた。また、社内においては、介護・育児の休業制度や短時間勤務、人間ドック補助、通信講座・資格取得制度など福利厚生の充実にも力を入れている

 このほど設立したサステナブル推進課は、『持続可能な成長を続け、関わる全ての人たちの幸福に貢献する』という静鉄ストアのサステナブル宣言のもと、企業価値を底上げするために活動する。

 取り組みを始めるに当たって①人財育成②食育推進③環境保全④地域貢献─という4本柱と①健康な食生活と教育の提案②食資源・地域持続性③事業活動の基盤─以上3つを重点テーマ策定。地域(ライフスタイル提案、地域連携、災害対策)、環境(食品ロス・廃プラスチック削減、環境負荷低減)、企業(多様な人材活用、健康経営)を実行項目として掲げ、サステナブルを推進する。「2022年までにレジ袋販売の取り止めやお客さまが食品ロス削減に貢献できる仕組みを構築します。また、社内においては障がい者を含めた全ての人が働き続けやすい体制づくりを進めていきたいと考えています」(サステナブル推進課・大倉係長)。さらに、しずてつストアを利用する地域の人たちにSDGsに関する取り組みの情報発信を強化していくことで〝SDGsに先進的に取り組む企業〟というイメージを定着させていく方針だ。「しずてつストアをご利用いただいているお客さまや地域に必要とされる企業を目指し、サステナブルの取り組みを推進していきます」。