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【静岡産業技術専門学校】 企業連携授業として 『富士山コスプレ世界大会』の 大会告知用ポスターを制作

2017/09/05 [09月05日号掲載]

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静岡産業技術専門学校(静岡市葵区宮前町110─11、遠藤進校長)は、実践的な技術の習得を目的に多くの企業連携授業を行っているが、その取り組みの1つとして、広告・WEBデザイン科の2年生が、『富士山コスプレ世界大会』の告知用ポスターなどの制作を行った。今回制作したポスターは、同大会の企画運営に携わっている㈱共立アイコム(小林武冶社長)からの依頼によるもの。自由な発想と若い感性でポスターを制作してほしいとオファーを受けた。『富士山コスプレ世界大会』は、毎年11月に清水駅前銀座商店街で開催されているイベント。年々規模を拡大し、県内外の観光客が数多く訪れる。今年は、11月18日㈯、19日㈰に行われる。

 7月31日に学生たちが制作した作品の最終選考発表が行われた。第5回大会告知用ポスターデザイン、愛称の“富士コス”のロゴデザイン、オリジナルグッズ提案の3点を選考した。審査の結果、ポスター部門とグッズ部門では前回大会までのイメージを踏襲しつつ、新たな世界観を表現したポスターデザインとコスプレイヤーたちのニーズを捉えたコンタクトケースを提案した漢人海(かんど かい)さんの作品が選ばれた。ロゴ部門では、多方面に展開しやすいデザインを表現した西村帆南美(にしむら ほなみ)さんの作品に決定した。選ばれたポスターは、静岡市内の各所に掲示される予定だ。大会期間中は、すべての応募作品が会場に展示されるほか、グッズの“コンタクトケース”も制作し、販売する予定。

 同校教務課長の松本文晴氏は、「実際に企業の方の意見を聞きながらの制作は、これまで学んできた技術と知識をより実践的なものにできるいい機会です。今後も積極的に企業さまとの連携に取り組みたいと思います」と企業連携授業の重要性を語った。

●問い合せ、054・261・8222

 http://www.sangi.ac.jp