一般社団法人静岡青年会議所(飯塚潤理事長)は、静岡を舞台に、静岡で生まれ育った主人公と母との交流を描く市民映画を制作することを発表した。現在、俳優者オーディションのエントリー(6月11日まで)と、制作費を募るクラウドファンディング(6月27日まで)を実施している。 〝静岡人の、静岡人による、静岡人のためのしずおか愛映画〟と題した今作は静岡市を舞台にした物語。一流美容師を目指し上京を夢見る主人公沢井ひなたと、アルコール依存症で入院中の母沢井さつきの交流を描いた内容となっている。脚本・監督は、関根俊夫さん。ひなた役を上矢えり奈(旧芸名:神谷えりな)さん、母親役を渡辺梓さんが演じる。オーディションでは、主人公の相手役で、物語の核となるホスピタルクラウンを演じる水島健太役などを募集している。「多くの市民の皆さまとともに、映画をつくり上げることで、静岡のまちの息づかいや静岡で暮らす人たちの姿をフィルムに残せればと考えております」(静岡青年会議所・水野弘迪氏)。 映画のテーマは〝つながり〟だ。静岡のまちの魅力や静岡で生まれ育った人ならではの絆を描いた物語となっている。「現在制作費の一部を募るクラウドファンディングも実施しております。合わせてロケ地の提供や物品の協賛をしてくださる方も募集中です。静岡愛に満ちた作品にしたいと考えておりますので、ぜひお力添え下さい」。 ●問い合せ、054・270・5071 http://bond-movie.com/